自然冷媒ガスコンサルティング Natural Refrigerant Gas Consulting

自然冷媒ガスコンサルティング

空調機の冷媒ガスを自然冷媒ガスに変更することで電気代金を削減

節電意識が高まる昨今ですが、空調機が電気代金に占める割合はまだまだ高い状態です。
当社では既存の冷媒ガスを入れ替えることで、空調機に掛かる電気代の25%〜35%(最小15%〜最大48%程度)程度の削減を提案いたします。

ピーク時の電力消費で空調機が占める割合について

こちらで紹介するグラフは2014年に経済産業省・資源エネルギー庁より出された、夏季の節電メニューより抜粋したデータより作成しました。
業種や季節によって偏りはありますが、夏季は特に空調機が占める電力消費量が増加します。
多くの業者では、この夏季に関する情報を元に電気代削減の提案を行う場合が多いですが、当社では冬季の電力消費量も含めた削減量を元に提案を行っております。
結果的に削減率が低く見えますが、自然冷媒ガスを導入後、提案内容と実データの差異が最小になるよう心掛けています。
勿論、冬季の電力消費内訳においても空調が占める割合は低いわけではありません。当社でご提案させていただいている、電力コンサルティングと併用することで年間を通して、より大幅なコスト削減も可能です。

  • 飲食店
  • オフィスビル
  • 卸・小売店

冷媒ガスと自然冷媒ガスについて

冷媒ガスとは

空調機には、空気の熱を汲み上げて冷却や加熱を行う「ヒートポンプ技術」が使用されています。
この、熱を汲み上げる際に欠かせないのが「冷媒」です。
冷媒の原理は「気化熱(蒸発熱)」と関係しています。液体が気体になる時、周囲の熱を奪う特徴があります。その反対に、気体が液体になる時には、周囲に熱を放出します。この特性を利用し、暖める際には外の空気中にある熱を冷媒が室内に運び、冷やす際には室内の熱を冷媒が外に運びます。

自然冷媒ガスとは

現在主流となる代替フロンとは異なり、自然環境に適応することで、自然環境への負荷が抑えられた冷媒ガスです。
自然界に存在する、アンモニア、水、二酸化炭素、空気などを用いることから「自然冷媒ガス」と呼んでいます。

自然冷媒ガスが求められた背景

大きな背景として地球温暖化対策が挙げられます。これは現状多くの空調機で採用されている冷媒ガスが地球温暖化係数が高い数値を示すため、自然冷媒への転換が求められています。
加えて、電力の値上げによって、電力コストダウンと同時に地球環境保護への貢献が見込める自然冷媒ガスへの注目度が高まっています。

  • 温暖化ガスの影響で異常気象に
  • 電気代は今後、上昇傾向へ

自然冷媒ガスはフロン排出抑制法対象外

平生27年4月1日より、「フロン回収・破壊法」が改正され、「フロン排出抑制法」が施行されました。
これは単純に法律名が変更されただけではありません。
施行前の規制は、「廃棄時の回収・破壊」に関わるものでしたが、施行後は「業務用機器の冷媒適正管理」などが加わり、ユーザーも規制対象となります。

フロン排出抑制法概要

「業務用機器の冷媒適正管理」では、簡易点検として四半期に1回以上の点検と定期点検として空調機の出力によって1〜3年に1回以上の点検が必要になります。
簡易点検に関しては点検に必要な資格などがありませんが、定期点検は充分な知見を有する者が行う必要があり、「高圧ガス製造保安責任者」や「冷凍空調機器技能士」の資格が必要になるため、社内に有資格者が存在しない場合は、専門業者に点検を依頼することとなります。
なお、フロン排出抑制法の義務に違反した場合は、罰則があります。
極めてGWPが低い自然冷媒ガスは、この規制の対象外となります。

※詳しくは環境省のサイトをご覧ください。

自然冷媒ガスHCR-188C2(R-443A)とは何か

HCR-188C2とは

HCR-188C2 ASHRAE

米国A.S Trust and Holdings inc.社(以下、AST社)が開発した自然冷媒ガス。HCR-188C2は、アメリカ暖房冷凍空調学会ASHRAEでも認証された自然冷媒ガスです。

R-443とは

HCR-188C2は米国環境保護省(EPA)でも認可されています。
ASHRAEに認証されたことで、冷媒番号「R443A」が付与されました。なお、AST社はR番号を14年の歳月をかけて取得しました。

自然冷媒ガスHCR-188C2(R-443A)で期待できる効果

HCR-188C2はレトロフィット(入替)方式を採用

空調機イメージ

HCR-188C2(R-443A)はR22やR410の入替え用のガスとしても使用できるように開発され、従来の空調機から既存のガスを抜き取って入替えられる「レトロフィット方式」を採用しており、機器導入コストが最小限で済みます。

HCR-188C2はレトロフィット(入替)方式を採用

電気代削減

一番の目的でもある、コスト削減におけるHCR-188C2(R-443A)の効果は、概ね空調に掛かる電気代の25%〜35%程度(最小15%〜最大48%)の削減効果が望めます。

地球環境への影響が少ない

大きな特長として、地球温暖化係数が従来のR22、R410、R32と比較して著しく低いです。
(GWP値 1300分の1から500分の1程度)

機械の寿命が延びる

HCR-188C2(R-443A)は、従来のガスと異なり、コンプレッサーへの圧力負荷が軽減されるため、結果的に機械の長寿命化が期待できます。

電気代削減・機械の寿命が延びる仕組み

HCR-188C2(R-443)が電気代を削減できる仕組み

入替え元となる、R22、R410等のHFC系のガスは、代替フロンを使用しており、コンプレッサーに強力な圧力をかけて冷暖房を行います。
それに対し、HCR-188C2(R-443A)は炭化水素系の自然冷媒(プロピレン、プロパン、イソブタン)を混合して作り、R22、R410等の既存封入量の42.00%〜47.06%のガスを充填すれば可動が可能です。

機械の寿命が延びる仕組み

一般的に空調機はコンプレッサーがダメになった時が買い替えとなります。電気代削減の仕組みで記述しましたが、HCR-188C2(R-443A)はR22、R410と比較し、ガスの充填量が42.00%〜47.06%で済むため、コンプレッサーへの圧力不可が軽減されます。
その結果、空調機器の長寿命化が大いに期待できることになります。

自然冷媒ガス導入完了までの流れ

<br />
        ご提案→現場調査・現状把握→見積提出→トライアルの確認→導入前データ測定→トライアル導入工事→導入後データ測定→トライアル結果確認→導入決定or導入NG<br />

自然冷媒ガス導入後のサービス・アフターフォロー体制

自然冷媒ガス導入後のサービス・アフターフォロー体制

導入に関するQ&A

    Q.ガスの入替工事が出来ない時はどういう時ですか?

  • 不適合機種の場合は工事が出来ません。
  • HCR-188C2は可燃性であるため、火気のそばに設置してある空調機への工事は出来ません。
  • 配管が著しく劣化している場合、配管への補修又は改修工事を行わない場合は、工事出来ません。
    Q.思うような削減効果が出なかった場合はどうなりますか?

  • お見積り段階で提示した削減効果の下限値を下回った場合は、第1段階では、無償で施工業者とお客様と再度タッグを組んで、成果が出るように調整していきます。
  • 第2段階では、これ以上、成果が望めないと判断した場合は、無償で最初に充填されていた冷媒ガスに戻す作業を行います。
    Q.施工時又は施行が原因で機器が故障した場合はどうなりますか?

  • 双方協議の上、施工側に非があると認められた場合には、保険会社を通じ、損害賠償致します。当社が行う事業については、当社は勿論、施工代理店など関連する所は全て「PL保険」に加入を義務付けております。ご安心ください。
    Q.暖房時でも冷房の時のような電気代の削減効果はあるのでしょうか?

  • ご安心ください。暖房も同様の効果があります。
    Q.工事後のメンテナンスはどうなりますか?

  • 基本は、今、お願いしているメンテナンス会社様と継続して頂ければと思います。
  • 但し、既存のメンテナンス会社様が断るようであれば、当社の施工代理店が変わって貴社のメンテナンスを行います。ご安心ください。
    Q.大まかな工事内容と工事期間を教えてくださいますか?

  • 工事は、始めに機械ごとの癖をチェックします(早く動き出すか、効き始めが遅いか等)。また、既存の空調機の各種データ項目の記入と写真を撮っていきます。
  • 次にガスの入替作業です。まず、既存ガスの抜取です。ここでも各種データの記入と写真を撮っていきます。工事は室外機を開け、全て抜き取ります。この時、室外機は1つずつ抜取工事をしていくので、全ての空調を一斉に止める必要はありません。
  • 次に、HCR-188C2を充填します。ここでも各種データの記入と写真を撮っていきます。
  • 最期に、機器の動作チェックとデータ取り及び写真を撮っていきます。室内の吹き出し口で温度調整等をして完了です。
  • この一連の作業で、既存冷媒ガス15kgの室外機の場合では、約3時間〜4時間です。

このページの先頭へ